カナンファーム

有機やオーガニックなど色々な名称や形態で販売される農産物が氾濫する中で、本当にバカと言われながら、効率や利益を落としても、こだわりを持った商品を一生懸命作っている農家はほとんどいないと思います。

当然、みんな食っていかないといけないから、理想ばかり追いかけるわけにはいかないけど、だからと言って、使命やビジョンのない農家はロボットと同じように流通業者に扱われてします。

消費者とハートでくっついていたいと思えば思うほど、こだわりのある農法を導入し、そのストーリーを末端まで伝えていけなければならないと考えている。

これまで、農産物が安すぎる、柔らか過ぎる、変な時期に出荷し過ぎるなどなど、もう疑問とさえならず、恒常化してしまった惨状をお伝えしてきましたが、異常な事が正常に、正常だったものが異常なことになってしまった今の食文化を少しでも元に戻せたらと思います。

なんでも安く、早く仕上げてしまうと、そのしわ寄せが、現代病である身体的、精神的な疾患として発病してしまうと思う。人間だって、植物だって、早く詰め込めば良いというものではない。

そんな中、素晴らしいふぁーむが石垣島にあります。
台風の直撃頻度と威力は沖縄本島と比べ物にならないぐらいすごいですが、楽しい農業を実践されています。ぜひ、リンクを確認してみてください。

小川ふぁーむ