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2011年02月21日

カルニチン(脂肪燃焼成分)の効果

このカルニチン、少し前に少しだけ話題になったことがあったけど、マーケティング不足?などの理由でその存在を知られることなく消えていった機能成分。

実は、このカルニチンこそ無駄な脂肪をしっかり燃焼させ、必要なものを有効的に体内に取り込めるように手助けしてくれる成分だと僕は思っている。

それも、魚類を含めた肉類にそのまま含有されている優れもの。
お肉を分解するのに、お肉の中に含まれた成分が機能する事ほど有効なものはない。
ところが、含有量の多い順に見てみると、少し問題があることに気付く。
本来、しっかり草を食べた家畜には多く含まれているはずが・・・

1位:ヤギ(2210mg)
2位:仔羊(1900)
3位:牛肉(1180)
4位:豚肉(274)

5位:鶏肉(80)

この順位は非常におかしい(不自然)!
ヤギと羊は、そのほとんどが放牧スタイルで飼育されているから、含有量が高いのは当たり前(自然)。
しかし、ヤギと羊なんか、ほとんどの国民が全く食べないか、めったに食べない家畜(畜肉)です。

つまり、牛肉か豚肉ということになるが、その含有量が極端に低い。
理由は明らか。放牧や青草給餌の飼育スタイル(自然本来)でないから。

牛や豚を可能な限り自然(野生?)に近づけた方法で無理なく飼育していれば、こんな順位や含有成分量になるはずがない。あまりにも肉の格付を優先するあまり、脂肪に黄色い色が付く恐れのある青草などビタミンA(ニンジンで有名なベータカロテン類など)を制限する必要が出てきます。

牛の飼育については、子牛の時期に胃腸を鍛える意味で草を与えますが、後半の肥育期は完全に切ってしまう。枯れ草ばっかり。養豚については、草そのものを与えない。
99%の日本の農家がそのような飼育形態を取っているといっても過言ではない。

だから、その数値が低いのはしごく当然。
放牧スタイルでしっかり草を食べさせたお肉は、消化や吸収が良いだけでなく、食べれば食べるほど健康にも良いということになる。

牛肉や豚肉の脂肪(不飽和脂肪酸)を食べたら、心筋梗塞の予防になるって言ったら、普通信じられないと思います。ところが、生産効率は悪くても、しっかり正しい方法で育てたものは、自然本来の効果を存分に発揮します。

良い牛肉、良い豚肉をたくさん食べて健康になってほしいです!


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