パインアップル ★カナンファーム・ホームページhttp://www.canaan-farm.com/パインアップル

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2014年06月19日

集団的自衛権について思うこと


戦争はオール or ナッシングです。
戦争の勝ち負けに、引き分けや痛み分けはなく、20:80 とか 10:90なんて中途半端な決着はありません。

つまり、100:0で領土や権益の奪い合いをするもの。

僕は、もともと、国際関係において自主的な中立なんて存在しないと思っています。

例えば、日本が一方的にスイスのような永世中立国を宣言し、アメリカさんに出て行ってもらって、自衛隊を解体したとします。

そうすれば、中国は尖閣諸島含む日本の領空や領海への侵略は止めるのでしょうか?

モンゴル、チベット、ウイグルなど、現在も深刻な迫害に遭っている被害者達は、もともと強固な自国防衛組織をもっていなかった。

フィリピンやベトナムは、持っていましたが、あまりにも貧弱過ぎ、中国本土を攻撃できる能力がなかったので、抑止力が働かなかったのが大きな原因だと思います。

正しい事を主張していれば、国際世論が味方についてくれる?

そんなのは幻想に過ぎません!

今の国際世論なんて黙殺、黙認、見殺しです。中国が代表格にのぼる通り、どれだけの国で大虐殺や民族浄化が行われたのでしょうか?

それに対してどれだけの指導者がその罪で罰せられたでしょうか?ほぼ皆無です。内戦や内乱で、難民が多数出て、国際支援が必要になるより、大量虐殺はしても、国をしっかり治める事ができる独裁者が望まれてきたのです。

つまり、世の中は、見て見ぬ振りなのです。

自分たちの安全は、自分たちで守らないといけない!これ、つまり国際常識と言っても過言ではありません。

ある程度良識のある政府なら、戦争なんて誰も得しないことを知っています。それよりも戦争を避けるために、軍備を増強し、一般常識の通じない暴君を囲い込むように、弱いもの同士が手を組み集団的に互いを守ろうとする行動を取ることについては、僕は大賛成です。

ただし、何度も言わせていただきますが、アメリカの敵は日本の敵とは限りません!

今アメリカは、愚かなことに、一度退却させた軍隊を、再度イラクに送り込もうとしています。

いや、無人機による攻撃だけだという人がいますが、兵隊を投入した方が、はるかに正確で、民間人巻き添えの少ない攻撃ができるのは明白です。

あの公明党が、政権に残りたいという唯一の理由で、とうとう集団的自衛権に同意しますが、そこにある日本の危機に直面した場合の定義が非常に曖昧です。

僕は、対中国に対する集団的自衛権は、絶対に必要だと信じていますが、日本存立の危機ってなに?

日本のタンカーが一隻海峡を渡れなかったら参戦!なのか?それとも、備蓄分が切れるまで待つのか?

集団的自衛権は解釈次第では非常に危ないと思います。だからこそ、中国に対してのみ使用すべきだと考えるのです。

何度も言います。
戦争を避ける方法は、降伏することでも、屈服することでもありません!

精神的、心理的、物理的に、しっかり境界を引いてあげる事なのです。
ここまではいいよ。これ以上踏み込んだら許さないよ!という風に。

集団的自衛権とは言っても、軍事力だけではありません。

例えば、中国国内にいる日本企業がすべてベトナムやフィリピンに移ったら?

各国が連携して、中国の通貨元の高騰を為替市場で演出したら?

良いことばかりです。

  

Posted by KEIJI at 08:50

2014年05月26日

変化する!


異常に長引く梅雨の沖縄。
久しぶりにこの土日だけ青空がのぞいています。

この2週間の大雨の週末で、よほどうっぷんが溜まっていたのか?たくさんのバイカーやツーリング客が、北部ヤンバルまで遊びに来てくれています。

明日から、またしばらく雨予報。
僕の無責任な予想では、この梅雨は6月まで引きずり、観測史上非常に珍しい長期の雨をもたらすのではないかと思っています。

なぜかといいますと、虫の知らせです。虫たちの動きが非常におかしい。

私達農家も、いつもの暦で農業してたら、大変な目に遭う時代です。

時代は、これまで以上のスピードで変化しています。

変化は、変わって、(別物に)化すと書きます。

半永久的に、化したままのものと、別の物に変化するためのモラトリアムステージとして、一定の期間、化けているものもあります。

経営者だろうとなかろうと、誰かが面倒を見てくれるだろうというサラリーマン根性は捨てるべきです。

大変化の時代を生き抜く方法はたった一つ。

自らも変化すること。
現状に満足する人には、反省がないから、進歩しないと、師匠に良く言われます。

つまり、現状に満足してる人は、どんな立場にある人でも、化石化が進んでいると言えるということだと悟りました。

梅雨の話から、かなり外れているようですが、変化を楽しむ余裕を持ちたいものです。

  

Posted by KEIJI at 07:34

2014年05月20日

矛盾と葛藤する必要ってある?

完璧に貫き通すことのできる主義主張なんてありません。

動物愛護を叫びながら牛肉と豚肉を食らうようなもの。

反原発を叫びながら、原発の電気で生活しているようなもの。

森林保護を叫びながら木造の家に住むようなもの。

空気を汚すなと言う環境活動家の移動手段がガソリン車やディーゼル車。

環境保護叫んでノーベル賞をもらったアル・ゴア副大統領の家が1番反エコロジカルだった事もあります!

では、完璧でなければ、主義を持ち主張することは許されないのか?

それは絶対に違うと思うのです。

1番大事な事は、この世に、神以外に完璧なものなどなく、私達が悪を内在している以上、絶えず矛盾や偽善に苛まれ〈さいなまれ〉、必ず向き合って乗り越えないと、人間の成長はないということでしょう。

相手以上に、自分ほど不完全で欠陥だらけであることを知った上で、悪いと思うことは、指摘していく。

僕は、哲学とはなんだ?と問われた時に、『自分の中にある矛盾に整理をつけること』だと考えています。

矛盾が発生するには、様々な理由や原因があり、ウソを言うのと同じで、すべて善悪で区別できるものではありません。

それにもかかわらず、この日本人特有の潔癖なまでの区別のせいで、日本という国の国益がどれ程の損なわれてきたか分かりません。

彼女や奥さんに、『私ってキレイ?』って聞かれて、正直に答える男はバカ?です。

だって、答えは最初から一つありませんから!
一つしか受け付けませんから!笑

肝心な事は、そのウソや矛盾を合理的に正当化できる立派な理由が探せるかどうか?

上の女性への理由としては、悲しませない、喜ばせる、幸せに感じてもらう!は、立派な理由ですよね!真実を言う場合と天秤にかけて、合理性が見つかれば、真実でないことを言った方が良い場合がありますね。笑

  

Posted by KEIJI at 08:33

2014年05月08日

農業搾取システムはぶっ壊さないと!

やっと平日に戻った梅雨の朝。
沖縄は、梅雨に合わせて雨とともに様々な病気が繁殖し、害虫が急に増えるシーズンが到来します。

それにともなって、主力のトマト、インゲン、カボチャ、大根、人参、レタス類、キャベツ類が激減します。

農業における沖縄の冬は最強です!

農業やってると必ず直面するのが規格外対策です。サイズが合わない、形状が外れてる、着色や虫食いなど視覚的に悪いとされるもの。

消費者と農家を結ぶ流通業者は、それらをどんどんハネます。ハネられるから、農家も選別して廃棄せざるをえません。

実際に農家の購入した種の数から考えると、間引きから始まり、規格外品を除くと、出荷される規格品の量はおよそ半分です。

ところが!です!
一般消費者や外食産業に聞くと、安いのなら、どうせ切り刻むのだから、むしろそっちを使いたいという方が多いのです。

じゃあ、なんで育てるのに同じコストをかけた規格外農産物が出回らないのか?

考えてみたら簡単に分かることです。さて、国は、農業を元気にするのだそうだ。

面積と労力と時間の半分を占めるこの規格外対策。そういう政策は聞いた事ないなぁ!

人生のほとんどの物事は、ヤル気と覚悟で解決すると真剣に考えています。もちろん、恋愛以外は!笑

問題が解決していないということは、誰かが真剣に取り組んでいないか、利権を守るために妨害してるか?のどちらかです!

ちなみに、やることで余計な仕事が増えるからイヤというのも、利権の保護行為です。

物作りから、消費まで、恐ろしい金額が動いているのにも関わらず、配分が悪い。軽トラックが故障したり、車検を迎えただけで、赤字に転落する農家が多い中、どっかの誰かは税金対策でベンツに乗ってる。

セリという場で、農家に価格競争させてどうする!セリ合わないといけないのはどっちだ?

安くて綺麗な農産物、欲しいのならたくさん作ってあげますよ!その代わり、農薬散布タップリなんて世の中になってしまいました。

私達、みんながそれを恥じ入るべきです。みんな加担してきたのですから。
  

Posted by KEIJI at 06:27

2014年04月17日

幸せの味


◼︎人はなぜ食べるのか?
-生命を維持する、または子孫を残すために必要な栄養素を摂るため。

-ストレスを解消するための娯楽として。

食べるという事は楽しくて、美味しくて、健康を維持できるという要素を含んでいなければなりません。

◼︎では大手メーカーは食品をどういう哲学の元で作るのでしょうか?

ただ安く作り儲かればいい!
食べた気になればいい!
食感や質感、匂いが本物に似てればいい!

つまり、本来食物に適さないような危険物を上の経営哲学の元、せっせとマーケットに送っているのです。

消費期限がより長く、より甘く、より柔らかく、とろふわしてて、よりサクサクANDカリカリしてればそれでいい。一年経っても、未開封なら出来立ての味が楽しめます!ってなんのこっちゃ!

その食味と食感を追求するために、死ぬほどとんでもない添加物を材料に混入させる!

消費者の私達が食べた後、肥満になり、糖尿になり、癌を患い、心臓発作を起こし、子孫に障害が出ても関係ないのです!

大手食品メーカーは、決して健康増進産業ではない!断言します。
たとえ、ポリフェノール入り!とか抗酸化物質入りとか宣伝してても、それを上回る薬剤を大量に入れては本末転倒です。

それがマクドナルドであり、日本が世界に誇る味の素です。

私達は、なぜ食べるのか?
それがしっかり染み込めば、食品業界が如何にヤバイか?気づくようになると思います。

以下は、くみちゅう みんちゅうさんの記事より⬇︎

カルディなどに行ったら、イギリスの国民的お菓子「Walkers」のショートブレッドの原材料表示を見てみて。
原材料「小麦粉・バター・砂糖・塩」のみ。
たった5つ!

そして、グリコのポッキーやきのこの山の原材料表示を見てみて。
まず添加物だけで、書ききれないぐらいびっしり。
とにかくパッケージ裏がびっしり・・。
まずバターすら使ってない。
変な植物油脂か化学物質のマーガリン、ショート二ング。
「植物油脂」と記載して騙してるよねー、有害なトランスファット。

小麦粉と砂糖とバターと塩だけの手作りなんて、日本の食品メーカーからしたら会社をつぶす覚悟でやらなきゃならない革命レベル。
バターと砂糖がコストかかりすぎて使えないから、加工油脂と人工甘味料は必須・・。
そして小さな店の小さなパン屋さんやお菓子やさんはどんどんなくなっていく・・。

でも、「Walkers」で分かるとおり、
粉と塩と砂糖と良質な油脂さえあれば、おうちで作れるってこと。
簡単に。低コストで。

沖縄で「ちんすこう」の作り方を教えてもらいました。
粉と砂糖と塩と油だけです。

・薄力粉 100g
・きび砂糖 50g
・油 50g
・塩 ひとつまみ

これを混ぜて、親指のような細長い形に成形したら、170℃に予熱したオーブンで25〜30分ぐらい焼くだけ。
本当に単純な材料で、簡単で、安上がりで、おいしいお菓子が30分で出来るんです。

好みできな粉やすりごまを混ぜたり、アレンジ自在♪

焼き上がりは柔らかくくずれやすいので、天板の上で完全に冷めるまで待ちます。
冷めると固くなります。
これ、イギリスのショートブレッドの配合・分量と全く同じ!
バターじゃないだけで。

沖縄とイギリスの不思議な関係を見つけてしまいました(笑)

沖縄ではラードを使いますが、ラードに抵抗ある人は手近にあるオイルで作れます。
オリーブ油でも菜種油でも、グレープシードオイルでも、ココナッツオイルでも同じように焼けます。
(なぜ焼き菓子にラードやバターを使うのか。
植物油は不飽和脂肪酸で、飽和している動物オイルに比べて加熱に弱く、酸化・変質しやすい、不安定な分子構造。
加熱しないドレッシングなどには最適ですが。
でも飽和脂肪酸の動物油も摂り過ぎを考えると、どっちもどっち・・ってやつ笑。
一価不飽和のオリーブオイルが比較的安定してるけど、オリーブの香りがついちゃうしー。)

私は最近、ココナッツオイルと黒砂糖の組み合わせが好きです。

お菓子は体には必要ないし、健康のために食べるものではない。
でも、「お菓子」であるからには楽しむためのものでありたい。
ひとつのクッキーで心をなごませて、幸せな気持ちにさせるものでありたい。

それが身に心に、滋養となるものであればなおいいですけどね。

ま、とにかく。自分の目でみて、つくるおやつは、たのしい。
まちがえなく、しあわせの味がします。  

Posted by KEIJI at 08:39

2014年04月14日

選挙

清々しい愚痴をこぼしたいと思います!

毎回選挙がある度に投票しましょう!とか国民の義務です!なんて言って、職場でも強制的に選挙に行かせているのに、当選したご本人達は、棄権とか欠席とか仮病とかできていいよね!

私達国民の悲鳴と願いと努力の結晶である『代表に贈られる当選』を、国会に入った途端、党利党略、私利私欲のために使ってしまう議員が、多少なりともいるんだから、選挙区によっては無駄死に(死票)と言っても過言ではありません。

国民投票法が成立間近ですが、この際、国会を廃止して、全部国民投票にかけてはいかがでしょうか?

もちろん、AKB選挙で盛り上がるような人も多いので、しばらくは、今よりもめちゃくちゃになりますが、その先には、生まれかわった新生日本が、誕生していること間違いなしです。
国民も痛い思いをして初めて悟ります。

『政治とは、私達の生活と同意語』であり、人生そのものです。私達がどんなに働いても、今の経済システムでは報われることは絶対にありません!絶対に行き着くことのない蜃気楼を見させられているのです。

国民の多数がそれを悟り、対岸の話ではなく、当事者意識を持って初めて政治が変わり、愛する国が変わるのです。

もう一つベターな方法は、国会を廃止して、全国47都道府県知事だけで決定しちゃうというもの。

それぞれ勝手に改選するから、毎年のように、選挙の洗礼を受け、国民の声が反映しやすいと思います。

いずれにしても、現状維持よりはずっと希望があると思いませんか?

  

Posted by KEIJI at 15:34

2014年04月10日

浮浪者から学ぶホスピタリティー

浮浪者から学んだホスピタリティ

僕が今よりもう少し若い時に、公園に座り込んで話した事があります。

浮浪者の中には、追い払われる人と迎えられる人のタイプがある事を知らされた。

追い払われるタイプは、自分の都合の良い時に効率良くキッチン裏の残飯置き場に来て、食い散らかすだけ散らかして、『今日は大したものがなかった!』と悪態をついて帰る人。

当然、自己中心的で、もらう立場なのに他人との関係の重要性を軽視している。

迎え入れられるタイプは、姿を現さないと店の人が心配するほど、定期的に回って来て、掃除をして帰る。店の人と顔を合わせれば、しっかり挨拶し、臭いや身なりなど、可能な限り不快な思いをさせないように配慮している。

こういうタイプの人は、残飯には違いないが、店の人が折箱に入れて待っていてくれる事もあり、店側とある程度の関係が構築されている場合が多いとのこと。

店側も、店の裏口に遠慮なくスルスル入って行く特権階級の人達から、ライバル店の様子を聞かせてもらえるという貴重な機会を得る事もあるという。

味が落ちたのは、腕の良い料理人が辞めたからだとか、出入り業者が変わった、お客が減ったとか増えたとか。

この話って、対岸の話で終わらせたらもったいない!

これが、営業マンの話だったら?
政治家の現実だったら、どれだけ成績に影響することか?

選挙の時だけ愛想よく、街頭に立ち演説をするなど政治活動を真面目にする政治家は、間違いなく前者の浮浪者。

道路工事の誘導員、役場職員、警備員、高速道路の職員、ゴミ収集職員、土木建設作業員、医療関係者、掃除用員、教育関係者などなど、ほとんど笑顔や挨拶は重要でないと考えている人が業界にいますね。

みんながマクドナルドみたいに挨拶始めたら、どれだけ人を感動させるか!

僕は新潟の高速道路で、仙台と山形のタクシーで、あり得ない場所でのホスピタリティに触れて感動しました。

『物を売らないで、自分を売れ!』と良く言われます。つまり、物やサービスを売らないで、心を売れ!という事だと解釈しています。

ちなみに、売国奴になれ!ということではありません。笑

『あなた!が言うからやります!買います!』と言われたら、どんなに嬉しいだろうか?

そのためにも、他人事を如何に自分事として捉えることができるか?

それが当事者意識を持つ事であり、喜怒哀楽を供にするという『共感力』を持つ事だと、僕は師匠達に何回も言われています。

何回も言われるという事は、できていないということ。

そこで、有名な本をご紹介!
まだ読んでいない方がたくさんいらっしゃる事に驚きましたが、それは感動した私達の宣伝不足。

または、僕みたいな人格破滅型が推奨するから、逆効果を生んでいるのかなぁ?

結局、『何を買うか?じゃなく、誰が勧めるものを買うか?』ですね!
痛い!

◼︎大久保寛司著 『考えてみる』
⚫︎高野登著 『サービスを超える瞬間』

僕が勧めるから読まないと思った人、日頃の言動でつまずかせてごめんなさい。

でも、師匠達は、弟子を選べないのです。弟子達が勝手にフォローするから、着いてくるな!と言えないだけです。笑

添付画像は、今流行りの?無農薬めちゃくちゃ混植栽培。

人参、かぶ、トウモロコシとレタスがあり得ない組み合わせで仲良く育っています。



あり得ない理由は、通常の栽培では、農薬の種類や散布回数、肥料施肥タイミングがすべてズレるために、こんな事すると共倒れになるからです!

でも、もし、農薬を使用しなかったとしたら?肥料も追肥ではなく、土作りから頑張っていたとしたら?

創造力は無限ですね!
  

Posted by KEIJI at 11:20

2014年04月04日

従うとは?

最近、少し成長してきた依田くんのなが〜いボヤキを聞いて下さい。いや、読んで下さい!か?笑

『従う』または『従わせる』事は、つまり、ある特定の意図を持った人物が、子供、生徒、社員、またはペットや家畜など特定の対象を自分の思った通りに動かす事だと考えています。

『従う』ことなしに、家族も組織も統制が取れないという人もあれば、『従わせる』行為自体が、アメかムチを使用する強制力がある以上、持続的でないという人もいます。

殴る、蹴る、怒鳴る、叱る、その他、職を失うとか、給料が下がるなど、身体的、心理的な圧迫に加えて、経済的な要素が含まれている『ムチ』

逆に、従えば昇給、昇格、社内での名誉的な待遇向上、お食事、ブランド物などの贈り物など、直接欲に訴える『アメ』と言う手法もあります。

どちらも持続的でないと言ったのは、このアメとムチの要素がなくなった途端、緊張や意欲が減退し、本来のパフォーマンスが発揮されないからです。

下り坂の会社が、有能社員の離職や謀反で一気に転げ落ちるのはそのためでしょう。




日本では、この重要で複雑な課題をこれまで考えなくても十分やってこれた。それは、封建制度があったからだと考えているので、福沢諭吉の『天は人の上に人を作らず、、、』と言う名言の普及とともに、そして、敗戦後のアメリカの統治政策の浸透とともに、少しずつだが確実に、『従順』という価値観が廃れてきたような気がします。

昔は、生まれながらにして、カーストという階級があり、皇家や武士として生まれた者以外が、例外を除いて、ステップアップすることなどあり得なかった。

つまり、お上の『権力』に対して疑問を持つことすら許されず、盲目的に従うという事が美徳とされ、それが私達のDNAに刷り込まれてきた。

未だに、海外のどこの国にもいるような革命的なリーダーが日本に出現しないのは、その芽生えを自制する精神と、それを封じ込める社会があるからだと思います。

ところが、最近、在日外国人だろうが、同和だろうが、金さえあれば、政党の党首を思いのままにコントロールし、社会の裏も表も掌握する権力者が出現し始めた。昔の呪縛を破ったという意味では、社会的な平等を謳歌しているとは言えますが、それによって、金、権力、名誉、その他の暴力的な力があれば、はい上がって人を支配できるという間違った価値観が蔓延してきたのも事実だと思います。

そこは、アメとムチだけを使って従わせる極限の世界。この大事なテーマに、答えを見出すことなく、死んでいった権力者は多い。



『従う』という意識が各人に存在するだけで、学級崩壊や犯罪などの社会問題が激減することは断言できるでしょう。

だから、如何に従わせるか?が永遠のテーマとして、外交から結婚、教育、育児、ペットのしつけに至るまで研究され、本が飛ぶように売れてきたのです。

『この子、言うこと聞いてくれないんですぅー』って言うバカ親を見ると、ものすごく腹が立つ。それは、その親と子供がバカで居続けるというレベルでなく、それがドンドン社会に出てきて、国の在り方に大きな影響を及ぼすからだ。

非常に高い志を持ち、愛する国のために何か貢献したいという人と、前出のバカ親は、投票の場において、同じ一票でしかない。

バカ親が多数を占める現在、政治家も、バカが喜ぶバラマキ政策を断行せざるを得ない部分があります。

戦時中の神風特攻隊で国に命を捧げた祖先達は、金がもらえるから、上司が恐いから、命令に従ったのか?

命令以前に、この素晴らしい国を、家族を、天皇陛下を護りたい!という強い愛情に裏打ちされた自己犠牲の精神があったからではないのか?

自殺者を出してブラック企業と言われている会社は、何もワタミだけではありません。

そういうところは、自己犠牲ばかり社員に説いて、社員から愛される事を何もしていない。

どちらが先か?と聞かれれば、それは『愛』なんじゃないかな?と少し成長した僕は思うのです。

じゃあ、『愛』とはなんぞや?となると、殴る、蹴る、怒鳴る、叱るも含まれるから、重要で複雑な課題だと考えているのです。


  

Posted by KEIJI at 18:13

2013年10月16日

ながーい独り言

IOC なんてハードを持たないただのイベント屋さん。規模は違えど、ハードを持たない地域おこしなどを目的としたマラソン大会やトライアスロン大会と変わらない。

四年に一度、開催を最も切望し、高額な投資を行ってくれる国にサービスを提供する移動式サーカス。サーカスと違うのは、世界中の参加国が国宝級の人寄せパンダを自費、手持ち弁当で参加させてくるっていうこと。

各国のトップパンダ達がメダルを競うようなシステムができちゃったから、こんな楽なイベント運営はないし、スポンサーは捨てるほど付くから、ロゴや名称使用も含めた大きな権利ビジネスであり、予算は天井知らずである。

一度、そういうブランディング制覇が確立すると、その他の世界大会など類似のスポーツ競技イベントが褪せて見えてくるという不思議さ。

そこで金メダルを盗るために、国レベルで、対ドーピング対策を行い、トレースできない、または現行法では規制できない特効薬を血眼で開発している。そこまで国の威信をかけた戦いが繰り広げられるイベント。

もうただのイベント屋じゃない。
国連以上に、各国に与える影響力の大きい世界組織だ。ところが、内情はまだサマランチ商店なんだな!

だから、招致にあたっては、巨額の裏金が動く。いっそ、それをオープンにして、入札制にしてみては?
または、持ち回り制。何がフェアなんてたぶんないので、あくまでもトランスペアレンシー(透明性)の確保を十分にし、国を挙げてライバル国の威信を傷つけるような事がないようにしてもらいたい。

それと、東京開催に向けて素晴らしい計画が着々と進んでいますが、以前の記事に書いた通り、高齢者や男性が多く自殺し、放射能ダダ漏れを隠蔽するような政策しか実行できない中で、ホスピタリティーを安易に語って欲しくない。

特に高齢者の自殺は、私達の将来をそのまま反映しているものです。将来や老後に夢や希望もない、おまけに社会保障という経済的安定と安心まで奪い取られた末路がそこに集約されているのは明らか。

「その前にやることがあるだろう!」と小沢一郎は言いました。ご本人にそれを言う資格があるか?または実行できる能力があるかは別として、足元を盤石にしておくことは根本的にとても大事なことだと思います。

外国のゲストが来たときに、うわべだけの、口先だけのホスピタリティを実践するかどうかは、自国民幸福度向上の実現の有無にかかっていると思います。

国民を幸せにすれば、自然と笑みが出て、ゲストのお世話をする余裕が生まれる。

100年に2度回ってくるかどうかのサーカスを目前にしている今、そもそもの原点を踏み外していないか?と絶えず自問自答する国民で
ありたいと思います。

なぜなら、熱しやすいものは冷めやすいから。これは自然の原理。
冷めた(覚めた)あと、この日本がどうなっているのか?それを真面目に考えることが私達の老後を考えること、子供達の未来を考えることではありませんか?

金メダルを取ったって、それで「感動をありがとう!」と涙を流しながら震えてた同じ人間がその熱さを何年後も持続させることはない。麻薬みたいに一瞬の感情の高揚をもたらす一過性の快楽物質分泌プロジェクトより、恒久的に探求せねばならない平和、国民の心の平安が目標設定されていなければならないと思います。

お金や物、名声などは風化期がくればすぐに廃れる(すたれる)。廃れない心の価値の創造は、そういった砂上の城では実現不可能だ。

つまり、変わらないもの、裏切らないものがベースになっていなければならない。

今一度、建築中の、積み上げ中の、蓄積中の、建造中の日本丸の足元を確認してみるべきだと思いました。
  

Posted by KEIJI at 08:04

2013年08月07日

真の日本ブランドの維持とは?


★日本国ブランドについて考えてみました。
下のリンクの通り、和牛(黒毛和種)の凍結精子が無断で(違法ではないが、液体窒素容器に入れられて)海外に持ち出され、日本が代々選抜してきた固有の品種であり、神戸ビーフ、和牛という名で高名を博してきた最高級牛肉の元である。
 
しかし、元はといえば、この和牛も海外から持ち込まれた牛と在来を組み合わせて育種してきたもの。
韓国が違法に栽培し、日本に輸出するイチゴやモモ、サクランボについても同じことが言えるが、鎖国でもしない限り、日本側にも相手国側にも、金に目がくらむものはいくらでも出現し、対処療法的に海賊版を取り締まっても著作権でもない限り、どんどん海外に流出していく。
 
リンク記事のインタビューにあるとおり、このおっさんは、日本から持ち込んだ精子を地元の牛と交配した上で、育種した雑種の精子を高額(詐欺的に)で販売していくという。彼らのやる規模は日本のそれとは比べ物にならないから、瞬く間(またたくま)にその他の国々に波及していくだろう。そんなのは時間の問題。しかも、それを取り締まる術(すべ)は一切ない。
結果、どんどん雑種化して、粗悪なお肉が市場に出回り、狂牛病汚染地域指定などの理由で日本産が輸出できない間にどんどん拡がるだろう。
 
じゃあ、どうすればいいか?
日本国が国営の牧場をニュージーランドなどに作れば良いのです。
日本国が認定した農場だけで作った一等品(家畜登録済の認定品)を、汚染されていないニュージーランドなどの国々から世界中に出せばどうだろう?
 
日本もウカウカしてられませんねぇーなんて冗談を軽く言っている場合じゃないと思います。
TPP参加が確実となった今、TPPに参加したことで、有利になる点を徹底的に洗い出し対応していく。
生き残れない業種業態は淘汰して、新しいものへシフトしていく。それが新しい日本を形成し、不動のブランドを維持し続ける原動力となるのではないかと考えている。
 
残念ですが、復活を果たした日本航空はあまりにも国営体質が残存し、自民党によって甘やかされてきた。
非常に無念な事実ですが、あの民主党時代に、その日本航空が整理され、京セラ流の整理整頓でその威信を取り戻すことができた。
 
NTTも、JT(タバコ)も、JRも、郵便局もそうですが、国営から民営というのが最善とは限らない。
結局は、トップに座る人の資質と、その人の判断を決定的に活かせる無慈悲なまでの権限委譲でしょう。
 
僕は、JA(農協)は、株式会社化するか国有化し、本当の意味で農家を救う政策を国が直轄事業として、執行していった方が良いと思う。全国にいくらでも有能な農業経営者はいる。彼らを全国にある支店の長に据え運営させれば、最低今の倍以上の効率化が図られ、自殺する農家も半減するだろう。
 
日本を取り戻すと選挙中聞いた。
早く取り戻してくれ。
 
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2012/05/0530.html


  

Posted by KEIJI at 13:09

2013年05月27日

優等なものって?


馬鹿な家庭からは馬鹿が生まれるのではない。馬鹿な環境から、馬鹿が育てられるのだと思います。
「馬鹿」にも色々な種類があり、経済的な格差、学歴の差も関係ない馬鹿もあると考えています。
 
「優生学」と言われる言葉があります。
文字通り、「優れて生まれる」ということで、それを人間平等性の見地から否定する意見がほとんどですが、僕はある程度説得力があると思います。やっぱり、違う人っているもの。
 
でも、だからといって、比較対象として、他人と優劣をつけるために、この学問を利用すべきでない。
なぜかと言うと、「氏より育ち」ということも言われるとおり、せっかく素晴らしい能力を生まれ持っても、それを開花させる環境にあるか?それに気づき、生かそうとする本人の意志があるか?など非常に重要な要素が含まれているからです。
 
天皇陛下が「雑草」について、「まだ、その(有用な)効能が見出されていない植物」とおっしゃったとのことですが、「人間」についても、全く同じことが言えまいか?と考えることがあるのです。
 
米国のプロバスケットボールには黒人選手が圧倒的に多いです。なぜか?
彼らのほとんどは、貧困地域の育ち。今でも行政から差別を受け、一般の市民と同じ公共サービスを受けられないような犯罪多発生地域。そこには、コートとリングくらいの用具しか置けない。後はボールを調達するだけ。
つまり、スポーツの参入障壁が一番低いのです。
 
野球、テニス、ゴルフなどと比較してみてください。
黒人が圧倒的に少ないです。野球のバリーボンズは高名な2世選手であり、テニスのウィリアムズ姉妹、ゴルフのウッズは、元々金持ちの子弟であり、一般の黒人貧困層の出身ではない。
 
はっきり言えることは、優秀な人材は優秀な親(家庭)から産まれる可能性が高いということですが、それは決して「DNA」が優れているからではなく、経済的な余裕や広い選択肢が与えられているから、それを開花させるチャンスが他者よりも多いということだけ。
 
「非凡な人」、つまり天才は、「凡人」の中から生まれるものです。
自然から学べば分かるとおり、遺伝的な多様性が環境変化に対する順応性を生み、その時代や環境に合わせた適材を育み輩出していく。つまり、「凡人」という土壌がないと「天才」は生まれないと思うのです。
 
ちなみに、IQ,EQという尺度で測られるようなエリートという意味が分かりません。


  

Posted by KEIJI at 09:46

2013年05月25日

順番待ちなのよー


  

Posted by KEIJI at 07:23

2013年05月12日

オモシロイ画像ですねー!


  

Posted by KEIJI at 15:26

2012年12月05日

素晴らしい日本風景をシェア


これが愛する日本の秋。
世界中どこに行っても、この日本は存在しないのです。

だから、誇りを取り戻そう!そう強く思いました。
  

Posted by KEIJI at 08:03

2012年10月28日

BS朝日に金城浩二さん出てる!

ビーチバレー西村晃一さんと出演

珍しくかなり環境にフォーカスしてますね
  

Posted by KEIJI at 21:46

2012年10月26日

朝日新聞 宮崎版の記事です。


肉の質は大きく分けて、赤肉の質と脂肪の質。

前から分かる人は分かってやってきたことですが、やっぱりまだまだ「生産者」側では、脂肪交雑(サシとか霜降りなど)信仰が強く、見かけさえ良ければ良いという風潮にあります。

マジメに肉牛や肉豚をやって大変美味しいお肉を作っているところの評価は今の基準では「規格外」。

一番健康的であり、一番美味しいお肉が市場に流通する規格を満たしていない!ってどういうことやねん!(すみません、最近大阪から友達がたくさん来たので、関西弁が出てしまいました)

元々は、消費者と流通業者の勝手な都合で変な規格が設定され、生産者に規格を押し付け、その規格を守るために、農薬や無駄な資材が開発され、生産コストを圧迫。健康へのリスクも抱える。で、生産コストの高騰に伴って、市場は海外産へシフトしていく。

なんという負のスパイラル。
ところが、今度は消費者が一番賢くなり、おかしなものは買わなくなった。
一番遅れているのは、かつて基準というものを押し付けてきた流通業者。
その流通業者に耳を貸している農家は結局マーケットのニーズが分からず、大変なものを作り続けてきた。

そろそろ、本物の食について私達は考えるべきでは?
見かけだけなら、旨み、香り、味、色合い、全て人工的(合成物)に再現できるのだから、農家はいらない。

でも、本当の食とは、欲を満たすだけでなく、生命が永遠に健康を維持し、健全な子孫を残し、代々永続する養分と安全性も伴っていなければならないのではないでしょうか?

◆以下朝日新聞記事↓

5年に1度の全国和牛能力共進会が25日から長崎県で始まる。今回の大会の特徴は、肉質を競う部門で審査基準に「脂肪の質」が本格的に加わることだ。和牛の改良の方向性が、脂肪交雑(サシ)重視から「質に転換する節目」とみられ、県内の農家も新たな工夫をとり入れて挑む。

 「最近、よく取り上げられているしな」

 肉牛の部の7区に出品する宮崎市の小倉光彦さん(59)は、牛のエサに米ぬかを混ぜて与えている。脂肪の中で、うまみに関係するとされるオレイン酸が増えると言われているからだ。「振りかけるだけで、すぐに2〜3%は割合が増えた。オレイン酸では負けないだろう」

 全共の肉牛の部は9部門あるうちの7〜9区。枝肉の肉量(歩留まり)と肉質が共に優れたものが上位となる。脂肪の質は前回の2007年も、賞が設けられるなど一部の審査で評価された。当時は測定に時間がかかり評価が難しかったが、その後、簡易測定器が実用化され、今回は3部門すべてで脂肪中のオレイン酸などの割合を調べる。

 小倉さんは前回、3頭を出品し、8区


  

Posted by KEIJI at 10:01

2012年10月22日

面白いなるほど名言



バーゲンセールとは、欲しくないものを(必要ないものを)、見過ごせない価格で買わせる行為のことを言う!

へーなるへそ!
  

Posted by KEIJI at 01:10

2012年10月22日

おさかな官僚っているんですね



水産庁のおさかな官僚の上田さんが夢の食卓に出ていました。

彼のハッスル熱さにやられてしまった。魚の食べ方の実演会の発言でもっとやられてしまった!

「皆さんは毎日三食食べるんだけど、毎日どんな食材(どこからきた?、誰が作った食材?)を買うか?で国の運命が決まることを知ってください」

安易に安いからと外国産やバーゲンセールに手を出していたら、一時的に個別の家計は助かるかもしれないが、長い目で見ると、産業が衰退し、自給率がどんどん下がってしまうと指摘していました。
  

Posted by KEIJI at 01:10

2012年10月19日

キノコモコモコ



カナンファーム農園内の木材チップが、腐食酸を出し始めるとキノコの出番です。

植物が養分として吸収する直前の最終的な分解作業。

私達農家の仕事は土を常時このような状態に保つこと。そこが一番難しい。

先輩農家のTomaマンゴー園さんは、元しいたけ農家。キノコ造りは土造り。絶対かないません。


  

Posted by KEIJI at 18:11